太る脂肪と痩せる脂肪があるって知ってる?
2023年12月6日
いつもラコンシェルのブログをご覧頂きありがとうございます。
今回は脂肪の種類の違いについてです。
脂肪細胞には、
脂肪をため込む白色脂肪細胞と
脂肪を燃焼させる褐色脂肪細胞があり、
同じ脂肪細胞という名前でも逆の働きをしています。
白色脂肪細胞は体内に約300~600億個存在していて、
体内で余ったエネルギーを中性脂肪に変えて、中性脂肪を貯め込みます。
貯蔵する中性脂肪が増えて入りきらなくなると、
脂肪細胞は分裂して新たな脂肪細胞を作り出しまた中性脂肪を貯め込みます。
ボリュームが増えたということは中性脂肪の巨大倉庫を沢山抱えている状態になります。
逆に貯蔵する中性脂肪が減少しエネルギーとして使われていくと、脂肪細胞の数も減っていきます。
白色脂肪細胞対して褐色脂肪細胞は
酸素を取り込んでエネルギーをつくるミトコンドリアが多く存在していて、
寒い環境や、運動などをすることで、余分な脂肪を熱に変え、放出させる働きがあります!!
褐色脂肪細胞の多くはは首の周り、脇の下、肩甲骨の周り、心臓、腎臓の周りの5カ所にあり、
余分な脂肪を燃焼してくれる嬉しいこの褐色脂肪細胞ですが、
年齢とともに減少し成人になると1番多かった時の半分程度になってしまうとも言われています。
また褐色脂肪細胞以外にも脂肪を燃焼する脂肪細胞があり、
ベージュ脂肪細胞またはブライト脂肪細胞と呼ばれています。
褐色脂肪細胞と同様にミトコンドリアを多く含み
余分な脂肪を熱に変え、放出させる働きがあります。
長期間寒冷環境で生活することで皮下の白色脂肪細胞から変化して生じるとされており、
それ以外にも運動や、昆布・ひじき・ワカメなどに含まれるフコキサンチンや
タラやサバなどの青魚に多く含まれるDHAやEPA、
とうがらしなどに含まれるカプサイシンやコーヒーなどに含まれるカフェインなどの
栄養素を摂ることでも増やすことができると言われています。
是非、白色脂肪細胞が多くならないように生活習慣の見直しと、
褐色脂肪細胞が活性化されるように肩周り運動を増やして
食事の質を出来るだけ意識していきましょう。