砂糖依存症とは NO2
2022年12月12日
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砂糖を摂り過ぎることどうなってしまうのでしょうか?
![砂糖依存症とは?Part.2_20221111_1](https://imgbp.hotp.jp/CSP/IMG_BLOG_K/59/58/I079625958/I079625958_349-262.jpg)
日常的に砂糖を多く摂取すると糖尿病の危険が高まる他、様々な弊害があります。
《ビタミンB群、カルシウム不足からくる症状》
糖質は消化される際にブドウ糖になり、これが代謝機能に働きかけ、エネルギー源に変わります。
この消化に必要なのが、体温の維持や食べ物の消化、脳の働きなどに
重要な働きをするビタミンB群や、カルシウムなどの栄養素です。
甘いものをたくさん食べると、体内で糖分を消化するために
ビタミンB群やカルシウムも大量に必要になります。
そのため体内にこれらの栄養素が不足すると、身体に悪影響が引き起こされます。
・うつ状態
体や脳神経が使うエネルギーを作る際に必要な栄養素が、
疲労回復のビタミンとも呼ばれるビタミンB1です。
砂糖の過剰摂取でビタミンB1が不足状態になると、脳神経のエネルギーが不足し、
情緒が不安定になり、興奮したり落ち込んだり、すぐにイラついたり、
緊張しやすいなど、うつ状態に陥ります。
冷え性
体内のミネラルやビタミンが慢性的に不足状態になると、
ブドウ糖がエネルギーに変化しにくくなり、体温が上がらずに低体温になります。
また、体が冷えることで便秘になったり、免疫力が落ちて体調不良にもつながります。
・骨粗しょう症
一般的には高齢者に多い病気ですが、砂糖の過剰摂取を続けて慢性的なカルシウム不足になると、
カルシウムが骨から溶け出し、若年層でも骨粗しょう症になる恐れがあるため、注意が必要です。
その他にもビタミンB群の欠乏によって、疲労感や倦怠感、
肩の凝りや口内炎、貧血などの症状が引き起こされます。
《老化を進行させる糖化》
糖化とは、体の中で糖が蓄積された状態のことです。
糖分を過剰に摂取すると余分な糖が身体の中でタンパク質と結びつき、
変性してAGEs(糖化最終生成物)という名の老化物質を生成します。
・AGEsの蓄積で引き起こされる症状
老化物質であるAGEsは分解されにくいだけではなく、
コラーゲンに蓄積すると肌のたるみやくすみ、
髪や内臓、骨など全身に蓄積すると老化を進行させます。
これによって動脈硬化や骨粗しょう症など様々な病気を誘発する危険性があります。